KYOWA VOICE
専門学校で主に機械制御のプログラミングについて学んでいたのですが、パソコンに向かうよりカラダを動かして働きたいと現場の仕事を希望しました。
共和産業は、見学に来た際の印象が良く魅力を感じました。カラダを動かせることはもちろん、溶接ロボットを扱うなど機械の知識も活かせることから入社を希望しました。
溶接については知識も経験もなく、入社後に上司や先輩に教えてもらいながら技術を身につけました。新人の頃は周囲に聞きたいことがあっても、「今、質問しても大丈夫かな?」と緊張するものです。でもこの職場の方はみな後輩思い。自分の作業の手を止めて丁寧に教えてくれます。コミュニケーションが取りやすく、安心して仕事を覚えていける環境だと思います。
以前、溶接で鉄板に部品を仮止めする作業を担当していたのですが、慣れないうちはやり直しになることが何度もありました。試行錯誤しながら数をこなし、「この角度で」というコツをカラダで覚えてからは、きれいに溶接できるようになりました。自分のスキルを上げていく楽しさが味わえた経験でした。
資格取得を含め、スキルアップする余地はまだまだあります。先輩方の背中を見ながら「少しでも早く追いつくぞ」と思っています。ゆくゆくは組立にも挑戦してみたいですね。
共和産業のキャビンは建設機械などに搭載され身近なところでも使われているので、自分の仕事が世の中の役に立っていることを実感できます。工事現場で建設機械を見かけると、「自分が手がけたものかも…」と、キャビンばかり見てしまいますね。
自分の業務についていえば、鉄を熱して溶かし、固めてつなげる溶接は、素直に「かっこいい!」と思える仕事です。昨日より今日、今日より明日、より美しい仕上がりを目指しています。
効率的に仕事を進めれば残業することもありませんし、終業後の時間をめいっぱい活用できます。
僕は5歳の頃から柔道を続けていて初段を持っているのですが、今も仕事が終わった後、道場に寄って稽古をしています。柔道はこれからも趣味として長く続けていきたいと思っています。週末は、もうひとつの趣味の海釣りに出かけることもあります。我ながら充実していますね。
いろんな企業を見学する機会があると思いますが、職場の「風景」をしっかり見てほしいと思います。どんな仕事をしているのかはもちろん、どんな人たちと一緒に働くのか、どんな雰囲気なのかも重要なポイントです。僕自身、そうした広い意味での風景を見て共和産業を選びましたが、判断に間違いはなかったと思っています。